『雪』今永谷 潔

読書

『雪』今永谷潔 文芸社

2時間足らずで読める本でした。珍しく母に勧められ読んだ本です。2005年の作品になります。

昭和38年小学低学年男子が当時はよくあった理由で父母と別れ、北海道から九州に住む伯父の家への旅路の話。そのあとは、その時引率してくれた担任の先生とのその後30数年の手紙のやり取りが本の内容となります。

手紙の内容は年月と共に移り変わります。
炭坑の大変さと閉山への寂しさ・子供から大人へ成長・先生からの教授そして老い。昔も今も変わらないと思えてがんばろうと思えました。読んで良かったと思います。

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